2026/09/27 17:22

今日は、衣装補修プロジェクトの報告は少しお休み。
今回は、普段ヒムカイザーの衣装を作ったり、直したりするときに使っている「道具や材料」を、少しだけご紹介します。
ヒムカイザーの衣装というと、
「特別な機械や、すごい道具を使っているのかな?」と思われるかもしれません。
でも、実は意外と身近なものもたくさんあります。
まずは、こちら。
Gボンド。
衣装制作には欠かせない、定番の接着剤です。
私たちがよく使うのは「G10」。
パーツを貼ったり、合皮を貼り合わせたり、細かな補修をしたり……。
ヒムカイザーの衣装の「貼る」という作業の多くを、このG10が支えてくれています。
乾いたあともほどよく柔軟性が残るので、衣装の動きにもなじんでくれる。
そして、もうひとつが「G17」。
こちらは速乾性が高く、接着力も強め。
「ここは一発で決めたい!」
そんな場面で頼りになる存在です。
そして、実はもうひとつ、
衣装制作で欠かせないものがあります。
ソルベント。
これは、ボンドを剥がしたいときに使う溶剤です。
「しまった、貼る場所を間違えた……」
そんなときも、少し染み込ませると、固まったボンドが驚くほどきれいに剥がれることがあります。
失敗したときのリセットや、古くなったパーツを取り外すときにも大活躍。
衣装を作るというと、「作ること」ばかりに目がいきますが、
実は、
「直す」「剥がす」「やり直す」
という作業も、とても大切なんです。
そして最後に、私が個人的に大切にしている道具をご紹介。
Gボンドを塗るときに使っている、
昔、ダイソーで買った油絵用のペインティングナイフ。
これが、本当に使いやすいんです。
持ち手の角度も、ナイフのしなり具合も、長年使ってきたことで、すっかり手になじんでいます。
ところが……。
今は、もう販売されていません。
だから、「これがダメになったら、どうしよう……」と、密かに代わりになるものを探しながら使っています。
長く使っている道具って、ただの「モノ」ではなくなっていくんですよね。
一緒にたくさんの衣装を作り、
たくさんの修理をして、たくさんの時間を過ごしてきた。
そう考えると、少し愛着も湧いてきます。
道具との出会いも、一期一会。
そして、こうした一見何気ない道具たちが、実はヒムカイザー達を陰から支えてくれています。
ヒーローの姿だけではなく、その裏側には、たくさんの人の手と、たくさんの道具と、長い時間が積み重なっています。
また少しずつ、衣装ができるまでの“裏側”をご紹介していきますね。

